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無料で便利な年金に関するパンフレットのご紹介 [国民年金]


年金について、ニュースや新聞などで見聞きする機会はあるけれど、
具体的にはよくわからない…[ふらふら]という方は意外と多いのではないでしょうか。

「老後に本当にもらえるの?
払ってばかりで、もらう金額の方が少ないんじゃないの?」
【国民年金】と給与から引かれている【厚生年金】ってどう違うの?」

こういったご質問、実は多いです。

年金定期便が届いても、仕組みが分かっていないと印字された数字を見てもなかなかピンとはこないですよね。


意外と知られていないのですが、日本年金機構のホームページの中に
年金に関する各種パンフレットを、PDF形式でダウンロードできるページがあります。

その中の【年金の制度や仕組みに関するパンフレット】
のページhttps://www.nenkin.go.jp/service/pamphlet/seido-shikumi.html内にあるパンフレットをご紹介します。
※更新日2024年4月1日掲載分

同じような内容で書籍として販売されているものも多々ありますが、
上記のような基本的な疑問に関してはこれで十分だと思いますので是非ご活用下さい。

①知っておきたい年金のはなし:年金制度のしくみについて、基本から学べて丁寧でわかりやすい

②国民年金・厚生年金被保険者のしおり:給与から厚生年金保険料が引かれている会社員の方には必須

③退職後の年金手続きガイド:会社で退職者の事務手続きを行う担当者、ご自身が退職される方にお勧め

④太郎と花子の人生行路(ライフステージと年金):①のページ内の抜粋ですが、双六の人生ゲームのようにライフステージとそのイベント毎に発生する年金手続きが一目で分かり、イメージしやすい


老後の人生設計に欠かせないのが年金の存在です。
興味を持たれたら次のステップとして、私的年金のiDeCoなどについても調べてみてはいかがでしょうか。

社会保険労務士法人ヒューマン・プライム M

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令和6年4月1日より現物給与価額(食事)が改正されました [厚生年金保険]

現物給与とは
給与は金銭で支給されるのが一般的ですが、住宅(社宅や寮など)の貸与や食事、
自社製品、通勤定期券など金銭以外で支給されるものを現物給与といいます。

厚生年金保険および健康保険の保険料額算定は標準報酬月額をもとに算出しますが
金銭で支払われた給与のほかに、現物給与で支給しているものがある場合、その現物 を通貨に換算し、合算して標準報酬月額を決定しなければなりません。

現物給与価額について
現物給与の価額は厚生労働大臣が定めることとされています。
厚生労働省告示により現物給与の価額が改定され、令和6年4月1日より適用されることとなりました。

令和6年4月1日以降に適用される最新の現物給与価額はこちら
※日本年金機構HPより引用
[ひらめき]https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/hokenryo/hoshu/20150511.files/2024.pdf

改定箇所は赤字と下線で表示されています。
40都道府県で「食事の現物給与価額」が改正されているため、現物給与で食事を提供し ている事業所は注意が必要ですね。
なお、自社製品やその他のもので支給される場合は、原則として時価に換算します。

また、本社管理(本社と支店等が合わせて1つの適用事業所になっていること)の
適用事業所における支店等に勤務する被保険者の現物支給は、平成25年4月1日以降
支店等が所在する都道府県の価額を適用します。
これは、現物支給の価額は本来、生活実態に即した価額になることが望ましいことから
本社・支社等それぞれが所在する地域の価額により計算します。
ただし、派遣労働者の場合については実際の勤務地(派遣先の事業所)ではなく、派遣元
の事業所が所在する都道府県の価額で計算します。

標準報酬月額算定にも関わりますので、最新の情報を確認し適正に現物給与の換算をしましょう。

日本年金機構HP
令和6年4月1日より現物給与価額(食事)が改正されます
[ひらめき]https://www.nenkin.go.jp/oshirase/taisetu/2024/202403/0315.html

社会保険労務士法人 ヒューマン・プライム MA



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